えべっさん
もずめのえべっさん
寺の境内に入ると夷さんが祀られています。
もとは、室町時代にこの辺りを治めていた物集女氏が祀りだした由来があります。
もとは、昌運寺の墓地のあたり(第2向陽小学校西側)に祀られていたそうですが、明治になって境内に祀られるようになったとのことです。
明治のころまでは、神社の前で、的を射る武射や向日神社間祭礼の一環として馬に稚児を乗せて献じ、
神前で芝地をかけさせる儀式、現在も続く索餅などの神事も行っていたとのことです。
武士の習いである弓馬の儀式を明治まで都のあった京都の近郊で行っていたことは、とても興味深い風習です。
また毎年1月10日には今年の五穀豊穣、商売繁盛を願いえびす講が催されております。