寺院の由来・歴史

由来・歴史

 

当山は、応永3(1396)年、室町時代に中山道嘉和尚によって開山された

西山浄土宗(本山:長岡京市  総本山 光明寺)末の寺院です。

 

御本尊は阿弥陀如来ですが、脇佛に地蔵菩薩が安置されております。

 

地蔵菩薩はその昔、物集女町堂ノ前のあたりあった大きい地蔵堂に安置されていたお像が、

いつのころからか当山に安置されることとなったいうことが地元に伝わっています。

 

お像は、昭和の終わりに調査したところによると、鎌倉時代初期の作で、像高86㎝の寄せ木造りとのことです。

またお像と一緒に【遍照院 前探題 大僧正豪如書】と書かれた遍額も寺院に安置されたとのことです。

 

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また寺宝の一つに、元禄8(1695)年に描かれた「来迎図」あり、

その裏側には「父母が極楽浄土に生まれ変わることができるように、 広くみんなに功徳が及ぶようにこの画を描いた」と記されています。

当時の地元民の仏教信仰もうかがえます。